6 深澤side ページ6
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深澤side
ラ「俺、岩本さん家の近くに住んでて」
友人とご飯に行った帰り道、彼女のアパートから出てくる目黒を見たらしい。
まさか、ね。
そのアパートにたまたま目黒の知り合いがいたんだ。きっとそうだ。
とにかく、この事が広まったら大問題になりかねない。
深「この話、俺らだけの秘密ね」
ラ「もちろんです。すみません、誰かに聞いてほしくて」
そんな事は絶対にないと思いながらも、実は気になっている事の2つ目は彼女と目黒の関係だったりする。
というのも入社当時の彼女は見るからに彼に恋してて、姿が見えれば目で追ったりしていた。
しかし、昨年の夏あたりからそれが無くなったのだ。
てっきり俺は興味が無くなったのかと思っていたけど、もしかして逆だった?
彼との関係が周りにバレないようにしているとしたら_
『___さん』
だめだめだめ。変なこと考えるな。
『深澤さん!』
深「!?あ、ごめん。なに?」
『打ち合わせの時間です』
深「ほんとだ!すぐ行く!」
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村上の話が頭の中でグルグルしてる。
佐「ふっか〜!食堂いこ!」
あれ、もう昼か。
佐久間と食堂に行くと、向井と並んで座る彼女。
深「席、ここでいい?」
佐「おっけ〜腹減った〜」
何となく、2人の会話が聞こえそうな所に座った。
…言っとくけどストーカーじゃないからね。
佐「見てよ!この神引き!」
深「すご!一生ぶんの運使ったんじゃない」
佐久間とゲームの話をしつつ、斜め後ろに座る2人の会話にも聞き耳を立てる。
………ストーカーじゃないからね(2回目)
向「今度、お兄さんのジム連れてってくれへん?」
『どうしたの?いきなり』
向「A頑張ってるし、一緒に通えたらええなって」
『あー…ごめん。私、やめるんだ』
向「な!?まだ行き始めたばっかやん」
おお、俺が聞きたい話題。向井ナイス!
『そうなんだけど…必要なくなったから』
向「必要なくなった?」
『でも!あと1回チケット残ってて、木曜日どう?』
向「う、うん、行こか」
仲が良い向井にも詳しく話さない所をみると、俺が聞いても撃沈してただろうな。
ごめん照。そして、ドンマイ向井。
佐「ふっか〜、食べないなら食べちゃうぞ」
深「食べる!食べます!」
この木曜日をきっかけに彼女との関係が変わるなんて
____ 俺は想像もしていなかった。
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あんこ(プロフ) - 愛結さん» コメントありがとうございます(o^^o)叫びそうにまでなっていただけたとは!最高の褒め言葉です。私が書くとどうしても阿部様になってしまいがちです…そんな彼が素敵なので。引き続きよろしくお願いします★ (4月25日 20時) (レス) id: e8d67e08c2 (このIDを非表示/違反報告)
愛結(プロフ) - 阿部様書いてくださってありがとうございます。仕事休憩中に叫びそうになりました. (4月25日 13時) (レス) @page32 id: 6e8b454d13 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ(プロフ) - みぃ〜さん» 初めまして。コメントありがとうございます★同士の方いらっしゃって嬉しすぎます(*^_^*)もう少し出せたらと思ってますので楽しみにしていてください♪引き続きよろしくお願いします! (3月21日 8時) (レス) @page37 id: 69aa8b4767 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ〜(プロフ) - 初めまして。橙さんの相棒はあの人しかいないですね!私、同士です!この作品に出てきたことがなんか嬉しかったです☆色々とお忙しいと思いますが、マイペースに更新頑張ってください!楽しみにしてます♡ (3月21日 0時) (レス) @page37 id: db78e452a1 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ(プロフ) - あやさん» コメントありがとうございます★私の趣味全開の小説にそう言っていただけると励みになります(o^^o)しかも私の心配までありがとうございます…!無理せず頑張ります!今後ともよろしくお願いします♡ (3月16日 8時) (レス) id: 69aa8b4767 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あんこ | 作成日時:2024年2月11日 21時