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……眠い。
あのあと食事に行ったはいいが、吹っ切れた目黒くんはすごかった。
「旅行が終わるまでは言わないつもりだった」と言いつつも、こっちが恥ずかしくなるくらいの猛アタック。
好きになった経緯や、私の好きな所を熱弁したり…
帰り際の一言は強烈だったな…
"俺の事が頭から離れなくてモヤモヤすればいい"
？？
まんまと寝不足になる私も私だけれど。
誰だ。"彼の気持ちが分かれば、このモヤモヤはきっと晴れる"なんて言ったのは。
こうなったら今夜はジムで思いきり汗を流し、疲れ果ててぐっすり眠るというプランでいこう。
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深「寝不足ですか」
『……はい、すみません』
昼休み。
いつものように頬杖をつきこちらを見る深澤さん。
何度か睡魔に負けている姿を見られてしまったらしい。
深「佐久間にも言われたし、頑張って気にしないようにしたけど……やっぱ無理」
そういった彼は、スマホと財布を持って立ち上がる。
深「気分転換しない？」
『……気分転換？』
・
深「とうちゃーく」
彼が連れてきてくれたのは"Sugar"という喫茶店。
会社から徒歩圏内にあるのに全然知らなかったな。
深「1人になりたい時によく来るの」
『深澤さんも1人になりたい時があるんですね』
深「ありますけど…？」
店内に入ると、数人のお客さんとお店の人だと思われる老夫婦の姿があった。
奥「まあ！今日はガールフレンドも一緒？」
私を見た瞬間、嬉しそうに駆け寄ってくる女性。
ガールフレンドって響き可愛い。
『いえ』
深「そうそう」
またそんな嘘を……
案内された席に座りメニューを開く。
豊富なメニューに胸を躍らせていると＿＿
マ「初めまして。辰哉の父です」
『！？』
ニコニコした夫婦が目の前にいるではないか。
奥「じーさん！そこはせめて祖父にしなさいよ。ちなみに、私は母です」
マ「それを言うならばーさんだって祖母だろう」
奥「私はじーさんより5歳も若い…」
深「待って待って2人とも。彼女が困惑してる」
彼の制止を受け、シュンとする2人。
深澤さんが彼女を連れてきたのが嬉しくてはしゃいでしまったとの事。
私たちの注文を聞いた2人は、言い合いをしながら戻って行った。
「可愛いご夫婦でしょ」と笑っているけれど、私はたまに行くお店の人にここまで好かれるあなたのコミュ力が恐ろしい……
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あんこ(プロフ) - 愛結さん» コメントありがとうございます(o^^o)叫びそうにまでなっていただけたとは！最高の褒め言葉です。私が書くとどうしても阿部様になってしまいがちです…そんな彼が素敵なので。引き続きよろしくお願いします★ (4月25日 20時) (
レス) id: e8d67e08c2 (このIDを非表示/違反報告)
愛結(プロフ) - 阿部様書いてくださってありがとうございます。仕事休憩中に叫びそうになりました． (4月25日 13時) (レス) @page32 id: 6e8b454d13 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ(プロフ) - みぃ〜さん» 初めまして。コメントありがとうございます★同士の方いらっしゃって嬉しすぎます(*^_^*)もう少し出せたらと思ってますので楽しみにしていてください♪引き続きよろしくお願いします！ (3月21日 8時) (レス) @page37 id: 69aa8b4767 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ〜(プロフ) - 初めまして。橙さんの相棒はあの人しかいないですね！私、同士です！この作品に出てきたことがなんか嬉しかったです☆色々とお忙しいと思いますが、マイペースに更新頑張ってください！楽しみにしてます♡ (3月21日 0時) (レス) @page37 id: db78e452a1 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ(プロフ) - あやさん» コメントありがとうございます★私の趣味全開の小説にそう言っていただけると励みになります(o^^o)しかも私の心配までありがとうございます…！無理せず頑張ります！今後ともよろしくお願いします♡ (3月16日 8時) (レス) id: 69aa8b4767 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんこ | 作成日時：2024年2月11日 21時
