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『ありがとう。助かりました』
何とか好みを聞き出して、無事にコーヒーを購入。
喜んでもらえるといいな。
『これ本当に美味しい』
目「よかった。Aちゃんいつも甘い紅茶とか飲んでるから、きっと気に入ると思って」
『さすがです。今度、兄にも買ってこっと』
目「お兄さんも甘いもの好き？」
『そうなの。見た目は甘くないけどね』
会社への道を歩きながら、色々な話をした。
『目黒くん、弟いるんだ』
目「あれ、言ってなかった？」
『うん。だって、いつも彼女の話ばかり……あっ』
思わず口を手で覆う。
"彼女"
傷心であろう彼に1番言ってはいけないワード。
『…ごめんなさい』
目「ううん。別れを切り出したのは俺の方」
『えっ…』
彼から別れを切り出した？
嘘をついてまで一緒にいたかったはずの彼女に？
目「理由は…まだ言えない」
まだ、とは。
目「でも、その時が来たら聞いてほしい」
気になる事はたくさんあるけれど、今はこれ以上の詮索は出来そうにない。
小さく頷く私を見た彼は「ありがと」と微笑んだ。
・
深「なにコレ。うんま」
出社してきた彼にコーヒーを渡すと、気に入ったらしくすぐに飲み干してしまった。
深「よくわかったね。俺の好み」
『実は目黒くんにアドバイス貰ったんです』
深「なるほど…嫌がらなかった？」
『少し嫌がってました』
深「ふは。目に浮かぶわ」
ケラケラと楽しそうに笑う彼につられて私も笑う。
深「またさ、1人の時は呼んで」
『…いいんですか？』
深「もちろん。クソなべがいつ現れるか分かんないし、俺には煽った責任がある」
確かに煽ってはいたけど…正直嬉しかった。
私も常々思っていた事だったから。
深「言い忘れてた。岩本さんもカッコよかったよ」
私がカッコいい？
記憶を辿ってみても、そんな要素は見当たらなくて。
深「えーっと…汚い手で触るな、だっけ」
『あ、あれはカッコよくなんか』
ついカッとなって言っただけで…
深「変わろうと思ったんでしょ？」
『それは…そうですが…』
深「ほら、カッコいいじゃん」
…いつもそう。
彼は絶対に私を否定しない。
そのおかげで自分に自信が持てるようになった。
感謝してもしきれないくらい救われているんだ。
好きになったりしないから＿＿
これからもそばにいさせてください。
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あんこ(プロフ) - 愛結さん» コメントありがとうございます(o^^o)叫びそうにまでなっていただけたとは！最高の褒め言葉です。私が書くとどうしても阿部様になってしまいがちです…そんな彼が素敵なので。引き続きよろしくお願いします★ (4月25日 20時) (
レス) id: e8d67e08c2 (このIDを非表示/違反報告)
愛結(プロフ) - 阿部様書いてくださってありがとうございます。仕事休憩中に叫びそうになりました． (4月25日 13時) (レス) @page32 id: 6e8b454d13 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ(プロフ) - みぃ〜さん» 初めまして。コメントありがとうございます★同士の方いらっしゃって嬉しすぎます(*^_^*)もう少し出せたらと思ってますので楽しみにしていてください♪引き続きよろしくお願いします！ (3月21日 8時) (レス) @page37 id: 69aa8b4767 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ〜(プロフ) - 初めまして。橙さんの相棒はあの人しかいないですね！私、同士です！この作品に出てきたことがなんか嬉しかったです☆色々とお忙しいと思いますが、マイペースに更新頑張ってください！楽しみにしてます♡ (3月21日 0時) (レス) @page37 id: db78e452a1 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ(プロフ) - あやさん» コメントありがとうございます★私の趣味全開の小説にそう言っていただけると励みになります(o^^o)しかも私の心配までありがとうございます…！無理せず頑張ります！今後ともよろしくお願いします♡ (3月16日 8時) (レス) id: 69aa8b4767 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんこ | 作成日時：2024年2月11日 21時
