期間限定の ページ20
蓮side──────────
Aちゃん、女のこの日ってやつでして。
Aちゃんのマネージャーさんも男だから、痛みとかしんどさを解ってあげられるわけじゃない分、毎月その約1週間はいつも以上に気を遣っているそう。
昨日、Aちゃんが会いに来てくれてそのまま俺の家でお泊まり、となった翌朝。。。
翌朝と言っても早朝。
目が覚めるけど隣にAちゃんがいないため、まだ薄暗い中、カーテンから漏れ入る明かりを頼りにリビングに行けば、ソファに丸い
蓮「Aちゃん?」
近づきながら名前を呼べば、んー、と、声にならない声で返事をしてくれたけど、、、
めっちゃしんどそう、、、??
蓮「Aちゃん、どした?」
A『せーり』
蓮「痛い?んだよね?」
そう話ながらAちゃんの側にしゃがみながらAちゃんの腰をさすれば、俺にAちゃんがハグを求めたから、そっとハグしながら、
蓮「ん、、痛いね、、、ソファにいたら寒くてもっと痛くなっちゃうんじゃない?」
A『蓮くん起こしたくなくて、、』
そう話しながら俺の胸元に顔を寄せるから、
蓮「そっかそっか、ありがと( ´ー`)でもこーゆー時は遠慮しないでいいんだからね!」
A『ん、』
蓮「じゃあまず、ベッド行こ。体あっためなきゃね!!」
コクンと、頷いたから、そっと抱えてベッドに寝かせる。
布団をかけてやり、ちょっと待っててね、と声をかけてからリビングへ行き、、、
蓮「こーゆー時って、何しあげたらいいんだ?」
と、、色々考える。
結果、、、、、
蓮「Aちゃん、はい、湯タンポ!」
渡せばお腹に抱え、ホッとした表情。
蓮「あとホットミルク飲む?」
A『のむ』
蓮「ん、じゃあ少し起きれる?」
頷くAちゃんを確認し、背中を支えてゆっくり起こしてあげる。
A『ありがと(^ー^)』
蓮「いいよ( ´ー`)はい、持って?まだちょっと熱いかも!」
A『じゃあ、』
蓮「ん?」
A『フーフーして?』
蓮「おっけ( ´ー`)」
可愛いおねだりを聞いてやることしかできないけど、それでAちゃんの痛みが少しでも和らぐなら、、の思いだ。
フーフーしてあげてると、俺が持ってるカップを俺の手ごと握って飲む、可愛すぎる人。
A『今日を乗りきればきっと楽になると思うから、、』
そう話してくれるけど、そんなの気にしないでいいよ?
いくらおねだりしてもいいから。
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作者名:mime | 作成日時:2023年10月8日 19時