特別なキミ２ (ページ11)

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ヤキモチページ11

蓮side─────────

今まで、あまり考えたことなかったけど、、

Aちゃんのマネージャーさん、イケメンなんだよなぁ。

表側に出ないのが不思議なくらい。

身長も高めだし、スタイルも良いし、、、

Aちゃんと並ぶとほんと、お似合いすぎて、、

ヤキモチ妬いてしまうことが何度もあった。

テレビ局からの移動中、車内から見えたのは、、

ロケの合間に共演者の方も含めた輪の中にいた、Aちゃんとマネージャーさん。

タブレットを操作するマネージャーさんに寄り添って、１つのタブレットを見ながら何やら話してる様子。

あまり見たくなかったけど、こーゆー時に限って赤信号につかまるもんだよな。。

視線もそらせばいいのに、そらせないまま。

さっきまでメンバー全員とスタジオにいたときの楽しいテンションは、いつの間にかヤキモチと寂しさ満点のテンションに変わってしまった。

そんな俺にすぐ気づいてくれる、俺のマネージャーさん、、優秀で有り難いです！！

そんな優秀な俺のマネージャーさんに助けられ？メンバーのいない俺一人の仕事をこなし、家路につく。

家まで送ってもらっている車内でスマホを見れば、AちゃんからのLINEがきてた！！

しかも５分前！！

Aおつかれさま～♡
今日、寒かったけどいい天気だったね!
外ロケも昼間は気持ちよく出来たよ～!!
蓮Aちゃん、おつかれさまー!
そうだね、今日はいい天気だったね!!
蓮実はね、その外ロケの時、Aちゃんの側を通ったんだよ、車で。
信号に引っ掛からなかったから、そのままスーッて通りすぎちゃったけどね～

なんて、、
ちょっと事実を曲げて張った予防線。

Aそうなんだ!!
すごいタイミングだったね!!
Aてゆーか蓮くんずるい!
私も蓮くん見たかったなぁ、一瞬でもいいから。

って、、この人マジで、、、、

蓮Aちゃんの方がよっぽどずるいよ!
そんなこと言われたら、今すぐ会いたくなる!!
Aそんなの私だって、会いたいよ。
いつも蓮くんの隣にいたいって思うよ!
蓮じゃあ今から家行っていい?

Prurururu ...

蓮「もしもし？」

A『蓮くん、みっけ(^ー^)♡』

蓮「え？」