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深澤side
事故の後めめが目を覚ましたくらいだったかの時に、突然きた連絡。
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滝沢『例の事故の件の話がだいたい纏まった。今みんないるか?』
深澤『はい。全員ではないですが。』
滝沢『トラックの運転手は、心臓発作持ちの持病があったそうだ。医師からの診断書もある。あの日は薬の数を間違えてしまい、足りない状態だったらしい。何とか帰ろうとした矢先発作が起きてしまったそうだ。...奥さんが謝罪したいと言ってるそうだが断ったよ。こればかりはどうしようも無いからな。細かい処理はこちらでしておく。...目黒と宮舘が生きていた事に本当に感謝するしかないな。』
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みんな、ぶつけるしかなかった場所を奪われたようで少し重たい気持ちになってたっけ。
今はやっと、2人が元気になってるのをみて整理がついたけど。
深澤『だからさ、舘さんもめめも誰一人悪いやつなんかいないんだよ。いいんだよ、誰も責めてなんかいないから。謝るのはなし。』
目黒『そっか、あん時まだ自分で精一杯だったからちゃんと聞いてなかったかも。そうだったんだね。』
佐久間『...涼太?』
宮舘『....ごめんなさい。まだちょっと整理ができないんだけど...目黒、助けてくれてありがとう。
大介も、ありがとう...という事でいいんだよね?』
目黒『ふふ、どう致しまして。うん、その方が嬉しいよ。』
佐久間『うん!俺もその方が嬉しい!』
めめと佐久間はニコッと笑って、舘さんの方をみる。
その姿を見て、凄く安心した。
後はまたSnowManとして全員で9人で舞台に立つことを目指していくだけだ。
ってか、なんか俺場違いじゃね??
居なくても解決した感じ?なんて思っていたら
宮舘『ふっかも、ありがとう。お互い落ち着いて話せたのはふっかのお陰だよね。』
なんて言ってくれるもんだがら、本当変わんないなって思い知らされる。やっぱり記憶があろうがなかろうが、舘さんは舘さんだ。
深澤『ううん。でもあまり無理しないでね?
ゆっくりでいいからさ、一緒に進んでいこうね。』
宮舘『うん、ありがとう。頑張るよ。』
でも、俺らは数日後に知る。
また、1人で抱え込ませてしまったのを。
分かっていたのに。
舘さんが何でも1人でやろうとしてしまうのを。
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りん(プロフ) - ともみさん» こちらこそ、素敵なメッセージありがとうございます! (2022年5月28日 13時) (レス) id: 9dd6c9cdd9 (このIDを非表示/違反報告)
ともみ(プロフ) - 涙が止まりませんでした。素敵な小説をありがとうございます。 (2022年5月28日 0時) (レス) @page33 id: aad3573941 (このIDを非表示/違反報告)
リセル(プロフ) - りんさん» いえいえ! (2021年10月17日 21時) (レス) id: d52ea51f4a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - リセルさん» ありがとうございます!訂正します! (2021年10月17日 21時) (レス) id: 397729a488 (このIDを非表示/違反報告)
リセル(プロフ) - すみません、更新された最後のページで、分かり切っただと思いますよ! (2021年10月16日 2時) (レス) @page25 id: d52ea51f4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りん | 作成日時:2021年6月16日 1時