冬の朝 ページ22
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目黒side
アラームが鳴って目を覚ます。
腕の中には寝る前と変わらずAを抱きしめていた。
アラームを止めて、あくびとともに伸びをする。
体を動かしているのに、俺に抱きついたままのAはびくともしない。
とんとん、と頭を叩いた。
目「A、起きるよ」
「…やーや」
目「仕事だよ」
「眠いし寒いもん」
朝の７時。８時半にマネージャーが迎えに来るから、それまでに起こさないと。
Aの頬を捉えてキス。
目「ほっぺた冷たい」
「さむい」
目「風邪ひいた？」
ほっぺさすさすしてあっためる。
「ひいてないよ〜」
Aをぎゅっと抱きしめて暖めながらキスを送る。
キリのいいところでやめる。
じゃなきゃA一生起きない。
目「俺は起きるよ」
「…」
目「一緒にいれないよ」
「…やだぁ」
目「じゃあ起きよ」
俺から先に起き上がった。
それからAを抱きかかえるように起こす。
朝から甘えてんな。
いつもこんな感じだけど。
起き上がったAにまたキス。
「蓮かっこいい」
目「Aも可愛いよ」
「寝起きだからぶすだもん」
目「そんなことない」
Aの髪を整える。
俺に抱きついたまま頭ぐりぐりしてきた。
まだ眠そうなAの手を引いて洗面へ。
洗顔と歯磨きをしたら目が開いてきた。
お湯を沸かしながら朝食の準備。
昨日の夜はロケ弁だったし、ご飯炊いてないからパンね。
トースターに二切れ入れる。
「蓮おなか空かない？目玉焼き作ろっか？」
目「うん、作って」
Aがキッチンに立って目玉焼き焼いてる間、腰を抱きしめてた。
「火ぃ付いてるのに危ないよ」
目「Aぎゅってしてたい」
朝でもAにくっついていたいよ。
「わたしが料理してるといつも抱きしめてくるよね」
目「うん。こうしたいの」
「お皿出してきてください」
目「はい」
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奈緒 - 今晩は〜私です、ここのサイト大好きです! (3月14日 21時) (
レス) @page23 id: 92d0591533 (このIDを非表示/違反報告)
奈緒 - 今晩は〜私です、この話、あのアニメですねぇ〜、嬉しい〜これからも溺愛応援致します! (3月9日 21時) (レス) @page14 id: 92d0591533 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わたあめなのは
| 作成日時：2024年3月8日 16時
